【森美術館】女性アーティストたちによるアナザーエナジー
森美術館で開催中の女性アーティストによるアナザーエナジー展を観に行ってきました。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/anotherenergy/
あまりアート(特にモダンアート)については詳しくないのですが、とにかく感じたことを一言で表すと【怒】です。
女性たちが何十年も経験してきたマイノリティーとしての怒りがアートに表現されており、重い作品ばかりでした。
私自身は幼少期を海外(WEFジェンダーギャップ50位程度の国、ちなみに日本は120位)で過ごした、かつ、現在も外資系企業に努めているため日本と西洋文化両方に触れながら生活しているのですが、一つ思うのは日本ではあまり男女差別について議論されないということです。
西洋文化では少しでもグレーな発言をすると、誰かに突っ込まれます。。それが友達間での軽い会話であっても。
日本ではあまり話題にあがらないというか、疑問に思われることもなく日常の一つとなっていることが多いなと感じます。
例えば先日こどもの幼稚園での授業参観で違和感を感じたのは、点呼の順番が男の子のあいうえお順→女の子あいうえお順でした。
なぜ全員のあいうえお順ではなく男の子が最初なのか、とても疑問ですね。
長いキャリアを持つベテラン女性アーティストたちの想い溢れる作品たちを是非見に行ってみてください。
ちなみに、つい先日まで営業していなかった美術館ですが、平日夕方行ったときは人もまばらで、どこも触ることもないので、感染リスクも最小限に抑えられているのではないかと思いました。