元外資コンサルワーママの新生活@白馬

元外資系コンサルマネージャー。小2・小1の年子娘、柴犬・ゴールデンレトリバーを連れて憧れの白馬に移住。白馬村地域おこし協力隊。

働きやすい社会とは

先日子供の病気や用事で休みがちなワーママのしわ寄せを受けている男性のブログを読みました。

読みやすいブログなので、まずはご一読いただけたらと思いますが、簡単に要約すると、ワーママが抜けることによる穴をずっとカバーしないといけない。加えて、ワーママ自身のキャッチアップをサポートしないといけない。

会社に対しては散々エスカレーションをしているものの、取り合ってもらえる兆しはないとのことで、退職を決意したというお話です。

https://anond.hatelabo.jp/20230416015338

 

 

実際自分も2019年に復職してからずっと時短で働いており、一時期は週4日×5時間しか働いていない時もありました。

そんな経緯もあり、他人事ではないなと思い、色々と考えてみました。

 

 

やはり答えはないのですが、一つ言えるのは社会を変えていくためには、やはり少しの犠牲者が出てしまうということなのかなと思いました。

 

今は政府の女性社会進出後押しムーブメントもあり、ワーママワーパパにフォーカスが当たっていますが、本来であれば自分自身の健康問題、People with Disability、介護、と育児だけの問題ではないと思います。

どのような人であっても、週5日×8時間勤務をする前提での社会を作り上げるのではなく、一時的にキャリアをペースダウンすることも、時間を気にすることなく働くことも、各個人が自由に働き方を選べる社会になるのが一番望ましいのかなと思っています。

 

 

勝手な想像ですが、このブログの筆者の方の会社は、おそらく体調不良の場合の通院は週末に寄せたり、何が何でも週5日×8時間仕事をしないといけないという設計になっているかと思ってしまいますが、そうではなく、常に全員の人生の優先事項が仕事ではなくても認められるような世の中を作っていくというのが望ましいのではないかなと思います。

 

 

子育ても永遠に続くわけではありませんし、同じく介護の人も、人生における少しの間だけ育児や介護、その他の理由によって仕事をセーブしたいとなった時にその選択肢を少しでも取りやすくする世の中を私は望みます。

 

 

とはいえ、このブログの話に戻りますと、そのしわ寄せが全てこの筆者一人で対応することになってよいのかと言うと、そこはNOですので、やはり難しい問題ではあります。

 

 

また、会社も営利組織である以上は、仕事をしない社員をどこまでケアすべきかという議論をもちろんありますので、やはりここは国が多様性を認めるような社会づくりに向けた大きな一歩を考えてくれることを期待したいです。

お祝いにディズニー・ハーベスト・マーケットに行ってきました

長女の幼稚園最後のビッグイベントとして残っていたピアノのコンクール。
年中のころから週2でピアノを習っており、その集大成として、本人の希望もありピアノコンクールに挑戦してみました。
結果ですが、親としては感動と誇らしげな気持ちでいっぱいですが、コンクールとしてはあまり良い結果ではなく、参加賞のみをもらって帰ってきました。

ちょうどコンクールが私の母のお誕生日と同じ日だったので、その後、渋谷ヒカリエにあるディズニー・ハーベスト・マーケットでお祝いをしました。
ここのコンセプトは未来につなぎたいヘルシーな食事ということで、塩分・糖分・油分・カロリーが計算し尽くされたヘルシーライフスタイル提唱のレストランです。
https://d-harvestmarket.com/
今回は個室で予約をしており(個室料金ありなのでお気をつけを)、予約時間ちょうどに伺ったのですが、前のお客さんがまだいらっしゃるとのことで、予約をした割には時間がありましたが、併設しているギフトショップでぶらぶらしていました。
美味しそうでヘルシーさ満点のかわいいお土産がたくさんありましたが、引越し直後でそのようなものを買っている余裕はなかったので何も買わず。。
ただ、この売店はレストランを予約しなくとも買い物できるようです!
そして待ちに待ったミニーのお部屋に案内され、なんと内装が可愛いこと、、!
ぬいぐるみなどもお部屋に置いてあり、娘たちは興奮していました。

主役の長女と母は2人で季節限定の春のハイティーを頼み、その他の人間は普通のプレート料理を頼みましたが、全てのお料理がとても可愛く盛り付けされており、うっとりしました。

味はと言いますと、飲み物系はとても美味しかったですが、食べ物は少し味がぼんやりしている感が否めなかったです。。
おいしいのはおいしいけれども、あくまでもヘルシーなおいしさという感じであり、例えばディズニーランドのレストランのほうが味だけでいうと美味しいなと思ってしまいました。

例えば私が頼んだカレーは、上にかかっているパプリカパウダーをの味が強すぎて、終始甘くもしょっぱくも辛くもない、粉っぽいスパイスの味がしました。

下の子が頼んでいたお子様パンケーキは、メインのパンケーキがオートミールパンケーキでとてもヘルシーな味がしました。
長女のハイティーも少し食べさせてもらいましたが、甘さが控えめなのはよいのですが、やはり少し味がぼやけている感じがしました。


ただ、世界観はとてもよく、ディズニーの夢の世界に入り込めるとても良いスポットだと思います!
特に渋谷などの大都会だと、子供と一緒にどこに行けば良いのか迷ってしまいがちですが、ここは個室もあり、大人も子どもも満足できおすすめです!

ちなみにお会計は大人4人+子ども2人+個室料金で2万5千円超えでしたが、写真のサービスや、プレートについてくるグッズなどもすべて持ち帰りクオリティなので、ディズニーランドのレストランと思えば高くないのかも。
(その後、味の濃いものが食べたくなり、隣の銀だこに食べに行ったのは内緒です)
渋谷で、ランチ時間でないときに、子どもを連れてなにかのお祝いをするときには是非おすすめです!

長女の卒園式とお祝いランチを機に3年間を振り返る

3月の中旬、長女の卒園式がありました。

ちょうどコロナが流行りはじめてからすぐに入園を迎えた世代なので、入園式は当然なし。
6月頃からの週一登園で始まった幼稚園生活でした。
年中になってもいくつかの行事がキャンセルされたり、とても我慢を強いられた世代なのかなと親としては感じています。

娘ですが、年少の頃(通い始めだけではなく、1年間ずっと)、「幼稚園に行きたくない」とよく駄々をこねていました。
あの頃はどう頑張っても朝の幼稚園バスに乗ってくれず、毎朝車を10分ほど走らせて幼稚園にまで送りに行きました(ちなみに幼稚園まで送った場合は楽しんで登園していました、、)
年中になってから慣れてきたのか、幼稚園生活を楽しむようになり、年長になってからは小学校に上がることを意識し始めたあたりから「卒園したくない」「小学校に行きたくない」とずっと言っていました。

私自身もあんなに小さかった自分の赤ちゃんが幼稚園を卒園して春から小学生になるという事実を受け入れるのにだいぶ苦労しました。

そんな中迎えた卒園式ですが、娘はお友達とお別れになるのが寂しいと涙を流していました。
感受性が豊かな子に育っているのだなと感心し、年少のごだごだもこの感受性がゆえのことだったのかななんて振り返っていました。
私ももちろんもらい泣きしました。。


何よりも娘が3年間ほぼ毎日通った幼稚園での生活を楽しんだということが、何よりも私にとっては幸せです。


その後、お祝いのランチとしてうかい亭に行きました。

www.ukai.co.jp


娘たちをこのような雰囲気のお店に連れて行くのは初めてだったので、飽きることなく、おとなしく食事を楽しめるのか若干そわそわしていましたが、そのような心配は無用で、大人びた態度でランチを楽しんでいました。

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ちなみにお店側には事前にお伝えすると、写真のサービスと花束のプレゼント(花束は有料)をしてくださるので、娘も喜んでくれました。
また、最後にデザート室に案内され、そこで好きなだけデザートを頼めるのですが、娘たちはもちろん食事も楽しんでいましたが、最後のデザート達に一番興奮しておりました。


振り返ると、娘を保育園ではなく、幼稚園に入れることに対して、正直仕事との両立という意味で不安になったことは何度もあります。

ただ今振り返ってみると、まず、環境を考えると幼稚園でよかったなと思うこと。
もちろんこれは地域性だったり、実際のそれぞれの園の特徴だったりもあると思うので、一概には言えませんが、私の娘が通っていた幼稚園は音楽に力を入れており、東京藝大はじめ有名音大を出ている先生方たちに音楽指導をしてくださっていました。
年長のときには大きなホールで娘はコンサートドラムを叩き、クリスマスコンサートの演奏を行うなどの行事もあり、そのような体験は少なくとも我が家から通える範囲での保育園はできなかったかなと思っています。
また、温水プールなどの施設も充実した幼稚園だったため、娘の運動神経の良さにも気づくことができました。

実際幼稚園で何かがすごく大変だったかと聞かれると、実はそこまで大変なものもなかったのかなと思ったりもします。
確かに週3回のお弁当は辛かったですが(長期休みは毎日)、実は園児はまだ食べる量が少ないので想像よりは大変ではなかったりもします。。
平日に授業参観だったりの行事もありましたが、それだけ日常の娘と姿を見れるということでもあるので、考え方によってはそこまでマイナス要素ではないかなと個人的には思っていました。

そういえば、PTA も娘が年少の時にやりましたが(在園中に一回はやらないといけないとの説明を受けていたので、コロナによる行動制限が出ていた年少のいち年をえらびました)、大きな声では言えませんが、次女の場合はPTA選出のタイミングで黙っていても誰にも何にも文句を言われなかったので、実はPTAはやらなくても3年間乗り切れたんじゃないかとか思っています。。


働きながら子供を育てるというところで、一番私が懸念していたのは、子供にとってのベストを、仕事のせいで提供できなくなってしまうかもしれないというところだったので、
結果的に幼稚園に通わせることができ、無事卒園することができた点は今後の自分の母親業としても良い成功体験かなと思ったりしています。


さてさて、そんな長女の入学式は明後日に控えています。
まだ準備が終わっていなかったりもするので、明後日に間に合うように頑張ります、、

次女はあと1年幼稚園生活が残っているので、新たな地で、新たな幼稚園で楽しい1年を迎えたいと思います。
1年間通う幼稚園はあまりワーママに優しい幼稚園ではないので(引越し前の幼稚園はワーママのための幼稚園といっても過言ではないほど優しかった)、そのあたり感じたことだったりをまたご紹介できればと思います。

では。

「教育大国シンガポール」を読んで、学生としてシンガポールに20年前過ごした日々を思い出しました

中野円佳さんの『教育大国シンガポール~日本は何を学べるか』を読み、自分自身も幼少時代にシンガポールに住んでいた子育て中の親という立場で思ったことをお伝えできればと思います。


 

 

本の内容については、筆者が実際にインタビューを実施した内容をもとに書かれていました。
内容については、実際本を読んでいただいた方がよいかと思うので、自分が幼少期をシンガポールで住んで実際に感じたことと、一応タイトルにもあるように「日本は何を学べるか」という問いに対しての自分の考えをお話できればと思います。

 

まずは、実際私が20年ほど前に感じたことです。
私が住んでいたころのシンガポール(1990年終わりから2000年中盤)は絶賛バブル期で、今皆さんが想像するシンガポールの景色がつくりあげられてきた時期でした。

シンガポール50年の歴史 - Visit Singapore 公式サイト

 

私は現地校ではなく、インターナショナルスクールに通っていたので、本にも説明があるようにシンガポール人とはほぼ交流を持たず、むしろ日本に帰ってきてから知り合った人の数のほうが多いくらいですが、やはり同じ土地で暮らしてはいました。
なぜこの前置きをするかというと、現地校とインター校の子供たちの過ごし方は全く異なるからです。
平日の放課後に街を歩いているのはインターの子供たちのみです。
週末映画館にいるのもインターの子供たちのみです。
基本的にインターの子供たちは「遊んでいて」、現地校の子供たちは街にいません(いたとしても、学校のリュックを背負って、手には分厚い教科書を数冊持っています)。


現地校の子供たちは「がり勉!」という感じです。。
全員ではないと思いますが、子供特有の活気がないのですよね。。
日本でSAPIXに通っている子供たちであってもまだ活気あると思うのですが、シンガポールの子供たちはなんというかどんよりしています。。
筆者の方が冒頭で少し述べていたように、日本のように自然豊かな場所ではないからというのも理由の一つかもしれないです。
当時の私は遊びまくりながら横目でかわいそうな人たちだ、と少し思っていました。
本を読んでみると、やはりシンガポールの子供たちもそれなりの事情があって勉強して、真面目でいることを求められているのだと納得しました。


二つ目に、日本が何を学べるかということですが、私が本を読み進んでいく上で感じたのは、「ヒトという生き物は生物学的な性による役割があるのではないか」という点です。
最近色々話題になっていますが、LGBTQコミュニティについて私は肯定派です。ただ、お話をする上で少しややこしくなってしまうので、一旦生物学的な性別を踏まえてお話を進めさせていただければと思います。

 

メスにはオスには備わっていない「母性」があるというのがすべての説明になるのではと感じています。
例えば、コミュニティの中でいろいろな情報を入手するのもメスの特徴だと思いますし、「子供と一緒に時間を過ごしたい」という気持ちが芽生えるのもメスの特徴なのではないかなと思います。
本書では、シンガポールは職場における男女差別は特にないのにもかかわらず、学童期になるとお母さんたちが仕事を辞めて、子供の勉強を見る係になるということが書かれていました。
そのような選択をするお母さんたちは子供とより多くの時間を過ごせるようになることを喜ぶし、実際、受験等の情報はお母さんではないとママ友同士でのコミュニティでしか情報をゲットできないとのことも書かれていました。

 

日本政府は今女性の社会進出を後押しするような政策をいろいろと検討しているようですが、一体どれくらいのお母さん(メス)が本当に子供との時間を犠牲にして働きたいかを考えたほうが良いのではないかなと思いました。
実際に私は、子供との時間に支障が出ない範囲内で働きたいと思っています。
なので、いまだに時短勤務で働いていますし、子供の用事のために仕事をよく中抜けしています。
正直なところ、その生活ができなくなったときは私の仕事の辞め時かなとすら思っています。

 

女性の管理職を増やす活動よりも、男女ともに人間的な生活ができる社会をつくりあげるほうが良いのではないかと思ってきました。

 

実際、シンガポールは男女平等だからこそ、お父さん・お母さんそれぞれがやりたいことを選択し、お母さん(メス)の場合はそれが子供と一緒に時間を過ごすということになるのではないかと。
男女平等が進んでいない環境であれば、仕事を「諦めて」こどもと一緒にいるという考えになりがちですが、仕事をする選択肢も残されているのであれば本当にやりたいことを選択できるのではないかということです。
もちろんすべてのお母さんがそうではないと思いますが、今実際ワーキングマザーとして働いている身からすると、「共働きであっても子供のために苦労するのはいつも女性だ」という空気が常に流れているような気がしています。


具体的には、労働時間をコントロールする(そのためにはもちろん組織・個人の生産性をあげる必要があります)、給料を上げる(ここで男女間で差が出るのはありえないです)、休みを取りやすくする(男性であっても女性であっても)、金銭的な子育て支援(主に学校にかかわるところでしょうか)などが考えられると思っています。

コンセプトとしては、女性であっても価値のある仕事に就ける社会、そして、育児に限らず、介護であっても何かあったときに片働きでも成り立つような社会が理想かなと思います。


そういえば、先日子供の引っ越し先の幼稚園の見学で、URの団地に行く機会があったのですが、とても活気のある団地で、老若男女が平和に暮らしている光景を見ました。
正直団地と聞くと、年寄りの方しか住んでいない、活気のないイメージでしたが、そのようなイメージが180°覆され、このような場所で子育てしたらあと一人生みたいと思える社会につながるんだろうな、とたまたま子育て支援の一つとして住宅支援の話が出たタイミングと一緒だったことから、ふと考えてしまいました。

未就学児2人と大人1人でヒルトン小田原に行ってきました

先日、有給を活用して、娘2人と私1人で小田原へ1泊旅行をしてきました。 

ヒルトン小田原リゾート&スパ|ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ

 

よく一人で子供二人なんて大変!! という反応をされますが、結構楽しいです。 今でこそ年中・年長になりましたが、幼稚園入園前にも一度USJにも行っています(我が家は東京在住です)。 きちんと計画を立てないといけないのと、6割くらいの活動量がちょうど良いかたちにはなりますが、気楽に行けて、楽しめるのでお勧めです。 

今回の旅行内容の紹介と、子供との旅での留意点をお伝えできればと思います。 

 

Day 1
小田原までの移動はロマンスカーでした。 事前にネットで購入までしておくと、駅で発券等の手続きが一切不要になるので、事前購入は必須です。

e-ロマンスカー TOP

私が行った日は同じ車両に3~4組しか乗車していなかったので、周りを気にすることなく、子供たちは窓の外を見ながら、お菓子を食べて過ごしていました。 
ちなみにお勧めの席は一番前です。 なぜなら子供というのは前の人の席を蹴りがちだからです。 ネットで事前購入する際に、座席表から空席を選ぶことができるので、空席が多い車両の一番前の列がおすすめです。 
ちなみに未就学児は電車の運賃不要ですが、我が家は乗車券は大人1人、特急券は大人1人+子供1人で並び席を購入し、2人席に3人で詰めて乗りました。 

 

小田原駅到着後は、駅チカビルのミナカで海鮮丼をいただきました。 

【公式】ミナカ小田原

到着が11時半前ではやかったのが幸いしたのか、子連れでも入りやすい雰囲気でしたが、ランチタイムと被ると少し人混みが大変かもしれないです(実際2日目のランチは大変でした)

 

その後、駅から出ているシャトルバスに乗って、ヒルトン小田原へ。 
子連れ旅の基本である10分前行動のおかげでシャトルバスには無事乗れましたが、最終的には満員でした。 平日で満員だったので、週末は無理なのかな、と思いました。。 
小田原発ではなく、根府川駅発のシャトルバスもあるようなので、そちらのほうがよいかもしれないです。 
また、小田原発シャトルバスは一時間に一本しか走っていないので、そこは要注意です。 

 

ヒルトン小田原に到着したあとはまずプールへ。 チェックイン時間まで時間があったので、チェックイン・アウトの日であればいつでも使用できるプールに行くことへ。
 
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今回の旅の一番の目的はこのプールです。 子供たちがプールが大好きなので、冬でも楽しめる室内プールを求めて行きました。 
まずプールの更衣室がきれいなこと。。 よくあるびちょびちょの床ではなく、さすが一流ホテルの更衣室! というかんじでした。 着替え用の個室もあったので、がっつり人前で着替えるのに抵抗がある方は個室で着替えることも可能です。 
プールは室内と屋外、両方ありますが、どちらも温水で気持ちよかったです。 屋内には25mプールとバーデプール、屋外はバーデプールのみ、といったかたちです。 一人で子供二人を見るということなので、アームヘルパーと浮き輪を家から持参しましたが、アームヘルパーは借りることが可能でした。 
浮き具をつけては入れないゾーンはありましたが、こどもにとっては大変満足なプールでした。 屋外のプールも気持ちよかったですし、屋内にあった寝そべってジャグジーになるようなプールは浮き具不可ではあるものの、こどもの足がつく浅さではあるので、大人が寝そべっている近くで子供たちははしゃいでいました(もちろんプールに他のお客さんがいない時です)。 
ちなみにプールは基本的には大人の深さになっているので、浮き具は必須です。 浮き具がある場合は、手すりやらがたくさんあるので(あくまでもバーデプールなので)、命の期間はそこまで感じることなく子供2人を監視できる環境にはなっています。 

 

チェックイン後はカフェでケーキを食べたり、地下にあるゲームセンターで遊んだりし、ホテルのビュッフェへ。 
子連れのビュッフェは大変でしたが、本人たちは自分の好きなものが食べれて満足そうでした。 

 

今回はシングルベッド2台をくっつけられる部屋に泊まりましたが、個人的にはくっつけられてもくっつけられなくてもあまり変わらないと思っているので(くっつかないほうが一人で寝れるので笑)、ポイントアップではなかったですが、好きな人には良いポイントなのかなとは思います。 
ちなみに全室オーシャンビューで、起きて最初にきれいな真っ青の海を眺めることができるのは大人にとってはテンション上がります。 

 

ホテルには温泉もありまして、ここもまたきれいでリラックスできました。 


Day 2
朝食はホテルのビュッフェでとり、チェックアウトを済ませたあとに再度プールへ。 プールで泳いだ後はシャトルバスへ乗って小田原駅へ。 
ここでもまた10分前行動によって一番後ろの3人横並び席にすわれましたが、今回も満員でした。 

 

小田原駅に着いたのが13時頃だったのですが、人が多かったです! 行きと同じ場所にあったフードコートで軽くご飯を食べようと思いましたが、席が空いておらず、結局別の駅ビルに入り、丸亀製麺をいただきました。 

 

その後、荷物を駅のロッカーに入れ、小田原城へ。 小田原城の中に入り、永遠と続く階段に飽きたこどもたちに文句を言われる始末。。 
ただ、小田原城観光は大人にとっては楽しいです。 やはりお城は圧巻ですね。 
子ども遊園地があるとのことなので、行ってみたところ、子供用の汽車があり、乗りましたが、正直大人はあまり楽しいところではなかったです。。 汽車も幼稚園前の子供では楽しいかもしれないですが、幼稚園児にとっては物足りないレベルのものでした。 

 

その後、ニンジャ館にいきましたが、ここは逆に小学生向けかなと思いました。 我が娘たちは「怖いこわい!」と耳をふさいでいました。。。 

小田原城址公園

朝からプールで遊んでいたこともあり、子供たちの体力も底を尽きているかんじがあったので、ロマンスカーに乗り、 帰宅しました。 
帰りも行き同様、同じ車両内に2-3組しか乗っていなかったので、前列でゆったりとお菓子を楽しみました。 

 

総合的にまとめると、とても楽しかったです! 
こどもにとっても楽しく、大人にとっても満足という絶妙なところをとらえられているホテルってなかなか探すのが難しい気がしますが、今回のヒルトン小田原はばっちりでした。 もしかすると大人二人+子供だと少し物足りなくなってしまうかもしれないですが、大人一人+子供二人では本当によかったです。 

 

次狙っているのはリゾナーレ熱海ですが、子供たちはまたUSJに行きたいらしく。。 
また子供たちと旅行することができたら、ご紹介します! 
他にもしお勧めの場所がありましたら、ぜひ教えてください!

「ライオンのおやつ」を読み、人生における犬の存在の大きさを再認識しました

書店でおすすめされていた小川糸さんの「ライオンの糸」を読みましたので、ご紹介します。

 


 


ちなみに私は書籍は断然【紙】派です。
理由は、まずは目への負担。仕事で一日中PCと向き合っており、少しでも画面を見ている時間を減らしたいという思いですね。
そして、二つ目は物語に入り込みやすいという点ですかね。紙の本を開いて読む、という手への感覚が物語に引き込めてくれるような気がします。
最後に持ち運び先で読みやすいということでしょうか。携帯で電子書籍を読もうとすると、ついついSNSを見てしまうという経験は皆さんないでしょうか。。また、私の一番の読書スポットは湯舟の中なので、電子書籍は少しこわいです。。(何度か本を読みながら寝落ちしそうになった経験あり)

 

とにかく、書店をふらふらと歩き回って、気になる本を手に取るというような本の選び方をしていますが、今回の「ライオンの糸」もそのような経緯で手に取りました。
※以前同じ小川糸さんの「ツバキ文具店」も読んだことがありますが、これも心があたたまる系の本だったと記憶しています。

 

余命宣告された女性が、人生最後の場として選んだホスピスで、同様の運命とたどる方々と人生を振り返っていくというお話になります。
確かに涙する場面はあるのですが(後半は割とずっと涙腺が緩くなってしまう)、暗いお話ではなく、どちらかというと「死」という側面はあまり強く出てこない、前向きなお話になります。

 

中でも個人的には主人公と犬の物語が心にささりまして、以前入居していた人が飼っていた犬が施設に住んでいて、ずっと犬が欲しかったけど飼えなかった主人公が最後に念願の犬との生活を楽しみ、絆を深めていくというサブストーリーがありました。
私も子供の頃ずっと犬が飼いたかったのですが、親が海外転勤族ということもあり、その願いがかなわなかった中での大人になってからの犬生活なので、主人公の気持ちがすごくわかりました。

犬のいる人生ってよく制限が多くなるといったように少しネガティブにとらえられがちですが、そのような制限が気にならないくらいやはり人生に彩りを与えてくれるのですよね。
個人的には人間の最大の成果はイヌのペット化だと思っています。

 

ちなみに小説を読んでいく中で想像していた犬はレトリバー種でしたが(写真は我が犬)、どうやらすでにドラマ化されている本書で出ているのは小さい白い小型犬のようです。



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想像とギャップがありすぎて驚きました。。

 

ということで、小川糸さんの「ライオンの糸」、人生を大切にしようと心があたたまる本としてお勧めです。

子供のマスク着用について思うこと

皆さんご存知のとおり、コロナが感染症法上、第5類に引き下げられる方針で進んでいるようです。

コロナ5類引き下げ、今春にも…マスク着用の緩和も検討 : 読売新聞オンライン


そこで、加えてマスク着用の緩和についてもお話されているとのことですが、子供のマスク着用について私が思うことを共有できればと思います。

一応私自身未就学児(年長・年中)の母ですので、子供と言いつつも、実際は未就学児のマスク着用についてお話できればと思います。


結論、子供のマスク着用は不要だと思います。
なぜなら、こどもがマスクをしたところで感染を防げるわけがないと思うのと、失うものが多すぎる、という2点です。


まずは一点目について、完全なる持論ですが、マスクをしたところで子供同士の感染を防ぐことは難しいのではないかと思っています。
大人であれば、マスクをしているしていないに関わらず、咳・くしゃみをする際には顔をそらしますし、鼻水が出ている場合はティッシュできちんと吹きますし、手洗いも丁寧にできるかと思います。
お話をする際も適度な距離(パーソナルスペースは一般的にざっくり1mほどとのこと)を保ちますし、食事もお箸を使って食べるかと思います。

ただ、子供になるとすべての前提が変わってきまして、咳・くしゃみを他人の顔に向けてすることは当たり前、鼻水は手で拭き、その手も服で拭くか自然乾燥(石鹸で手を洗うわけではない)がデフォルトなのかなと思います。
また、基本子供同士は距離が近いので、遊具で抱き合いながら大声で話すなんて日常茶飯事です。
お友達とお互いの頬を触りあったり、おにごっこで体(洋服は手には鼻水がくっついている可能性大)も触りまくりますし、お手紙交換だの、持ち物の見せ合いだの、やりたい放題です。
マスクをしたほうが感染が防げる可能性が高まる、という点については反論しませんが、マスクをしたところでそこまで感染効果はないのではないかと思うのが1点目です。


2点目に関してですが、マスクをすることによって子供の成長過程で失うものが多すぎるのではないかという点です。
例えば長女は今年長ですが、入園式の直前にコロナが流行り、入園式がなくなった年代です。
そんな彼女は入園(登園自粛→時間差登園を経て年少の2学期ごろからやっと完全登園が始まりました)してからずっとマスク生活を強いられているので、先生も友達もマスクの下の顔はあまり見たことがないのかと思います。
マスクができない活動はあまり推奨されないとのことなので、習わせたかった合唱も結局習うことなく終わってしまいました。
日々の生活でも友達や先生の表情を見ることができなかったり、常にマスクが顔についているので大きな口を開けてお話ができない(娘だけかもしれないですが、基本的にもごもごしています)などとマスクによる物理的な弊害もあると思います。


もちろんコロナが流行り出した頃に、未知の死亡率が高い病からの感染を避けるという目的での外出制限やマスク生活は必要かと思いますが、それが3年経った今でも似たような制限のある生活をこどもの強いているのはどうなのかと思います。

大人であれば、感染予防のために自らマスクを着用する場合(例えば病院内など)、罰を避けるためにとりあえず着用する場合(例えばマスクをしないと入ることができない施設など)、などいろいろ考えて行動できますが、今の幼稚園児は集団生活を学ぶ場である幼稚園で「マスクしなさい」と言われ、自ら考えて反抗するなどできないのではないかと思っています。


結局はメリットデメリットを比べて考える必要があるかとは思いますが、少なくともこども(未就学児)については、どのような場面でもマスクの着用は不要かと思います(施設や幼稚園が強制するのもNG)。
各家庭でマスク着用の方針を決めて、こどもは家庭の方針に従えばよいのであって、政府・施設・園側が方針を決める必要はないのかと思います。
※一応厚生労働省は未就学児のマスク着用は「一律には求めていない」ようですね。
ということは、専門的知見を持っていないであろう施設・園が勝手に方針を決めているのでしょうか。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html

 

一日でもはやくこどもたちに普通の日常が訪れることを祈っています。
※未就学児にとっては、普通の日常はもはや「戻ってくるもの」ではなく、「訪れるもの」だと思っています。。